勤務先まで2時間かかるが、戸建て住宅は満足度120%です。

子供の時に親と一緒に暮らしていました。特に富裕層ではなく、極貧というわけでもなく、いわゆる市営住宅に住んでいました。今思うと典型的な、中産階級に私の家は属していたのかと思います。友達には、大きな戸建ての家に住んでいる子もいたし、汚い長屋に住んでいた子もいました。また同じ市営住宅に住んでいた子もいました。今思うと、大きな家の子は富裕層の子息で、長屋の子は裕福ではない家の子供だったのかと思います。子供ながら世の中の構図がどんなものなのかということを、彼らと一緒に遊んでいる間に、少しずつ学んだものでした。そんな、混とんとした交友関係の中で育った私でしたが、実家を離れて暮らすときに、初めてどんな家に住みたいかということを考えざるを得ない状況になりました。それまでは、与えられた空間で、淡々と暮らしていて、特に住む家への思いを自問自答することはありませんでした。独身の時は、勤務先の安い賃貸住宅に住んでいましたが、結婚して、新しい家族を作っていく過程で、自問自答する場面が増えてきました。住めるならば、どこでもいいと思っていたのに、改めてそういう局面に直面すると、色々と自分には「住む家へのこだわり」がしっかりあるのだということに気が付いたのでした。昔住んでいた集合住宅である市営住宅に、裕福でない家の友達が沢山いたので、集合住宅には住みたくないという風に考えていることに改めて気が付きました。その為、私は結婚して妻と一緒に暮らし始めて、3年目で郊外の一戸建ての家に住むようになりました。大学を卒業して、6年目の会社員では収入はあまり多くなく、郊外とはいえ戸建て住宅のロ-ンを払い続けるのは大変なことでした。会社は都心部にあるので通勤に2時間程度かかるのは仕方のない事でしたが、慣れるまでは大変でした。ただ、結婚して3年間は小さな都心の賃貸マンションに住んでいたので、非常に狭かったです。それが電車で2時間かかるとはいえ、5LDKの戸建て住宅は、住み心地が大変良くて、とくに夫婦の独自の部屋が確保できたのは大変大きな変化でした。通勤は楽になるとはいえ、狭い空間でお互いストレスを感じながら、暮らすことを思い出したら、広い戸建て住宅に転居したのは、大変すばらしいことであったし、また満足度非常に高いものでした。